【幌加温泉】幌加温泉旅館
ずいぶんオシャレな意匠 原型をとどめない析出物の嵐 奥に小さな食塩泉の浴槽あり。 浴室の床がすごいことになってます。 |
上士幌町、国道273号線、糠平温泉郷から、三国峠に抜ける途中に「幌加温泉」という看板がありまして、そこから舗装道路を1キロほど山あいに入ると、「幌加温泉旅館」と「鹿の谷」と2軒の宿屋があります。非常に静かなところです。 ・施設 木造2階建。外観は洋風ですが、内部は純和風。新築当時は、さぞかしオシャレな建物であったろうと思われます。 今は、老夫婦二人で経営する、こぢんまりとした旅館です。 ・湯船 ここの湯船がすごい。カルシウム分の多い泉質なのでしょう。ほぼ7年で左の写真にあるような猛烈な析出物で覆われてしまったそうです。 この析出物が何とも言えない、浴室風情を醸し出しなかなかGOOD。 温泉分析表は見あたりませんが、全てかけ流しのいいお湯でした。 湯小屋の裏に地表自然湧出の源泉が4本あり、そこからひかれるお湯は、ひどく新鮮です。 メイン浴槽は、硫黄泉。その他、食塩泉の小浴槽、打たせ湯もあります。露天風呂はありません。カランのお湯も別源泉の温泉。 ・感想 御主人が気さくな方で、この旅館なら気持ちよく宿泊できるだろうなと感じましたね。 (H18.6.24) |
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